合成界面活性剤の種類4選

合成界面活性剤として一般的に知られているものは、とくに歯磨き粉に入っている成分が有名ですが、具体的には下記のような3つのものが代表格です。

 
また、これらの危険な化学物質を含む合成界面活性剤は、アメリカやヨーロッパでは配合される前に動物実験によりどのような作用が生じるか確認が行われますが、日本では動物実験が法律上禁止されているため行われることはありません。

 
そのため、とくに日本では日用品の中に人体に危険かどうか分からない成分まで入り込んでいるケースが多く、より注意をして商品を選んでいく必要があると言えます。

1. ラウリル硫酸ナトリウム

歯磨き粉や洗濯用洗剤の泡立ちを良くする成分で、車のエンジンオイルの油取りの原料として使用されているほど強力な化学物質です。

 
皮膚や頭皮に炎症を引き起こす成分で、分子量が小さいため体内吸収率が早く、脳、心臓、肝臓などにとどまり、潜在的に発ガン性物質を形成することが知られています。また、口の粘膜から吸収されると、その影響は目にまで及び、時には視力障害や成人の白内障の原因になるとも言われています。

2. プロピレングリコール

レストランやカフェでおしぼりの代わりとして、あるいはコンビニやドラッグストアで売られているウェットティッシュによく使用される保湿剤として機能する成分で、身体に入ると細胞を溶かしたり壊してしまったりします。

 
狭心症の治療薬として使用されるニトログリセリンと分子量がほぼ等しいため、ほんの数秒間で心臓まで到達し、血液の流れに乗って身体中に散らばっていく可能性があります。また、皮膚に炎症を引き起こす強力な成分で、腎臓に異常や障害を起こす場合もある危険な化学物質と考えられています。

3. 水酸化アルミニウム

歯の汚れをとる研磨剤の成分で、約15秒前後で脳に入ってしまい、この化学物質が溜まっていくことでアルツハイマー病の原因の1つとなりうるとされています。

4. エデト酸塩

変質防止剤として使われる化学物質で、喘息や発疹などのアレルギー、腎臓障害の原因物質とされています。
 

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