合成界面活性剤のガン毒性

合成界面活性剤が、普段生活を送るなかで使用される日用品や水回り製品に含有されるようになったのは、終戦から7年後の1952年からと言われていますが、1955年時点の日本におけるガン死亡率は約10人に1人の割合だったようです。それが2019年5月に令和時代を迎えた現在では、じつに2人に1人がガンで死亡するほど、ガンは国民病と言っても過言ではないほどの病気となりました。

 
このガン罹患率増加の要因の1つと考えられているのが、前述の合成界面活性剤ですが、合成界面活性剤は分子量が非常に小さいため人間の皮膚から容易に入り込みやすく、仮に肌から入り込んだ場合、皮膚細胞が変性を受けて細胞が死滅してしまいます。これは合成界面活性剤が、水と油を混ぜる働きがあるほど強力な溶解作用を持つことから生じるようですが、結果としてアレルギー性皮膚炎になる原因ともなっています。

 
その後、細胞内の核の中に存在するDNAが損傷を受けて、細胞分裂時に異常な細胞が生まれてガン細胞に変化しやすくなるというステップを踏んでいくのです。

 

(参考文献: なぜ今ニューウェイズ体験なのか! / 産学社,2000)
 

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