- 2019-5-26
- 合成界面活性剤の概要
- 危険, 影響
合成界面活性剤は、人体にとって悪影響を及ぼすと言われていますが、とくに体内でタンパク質を破壊し、アレルギーやガンを引き起こす要因の1つと考えられています。
具体的な仕組みとしては、まずアレルギーについて、合成界面活性剤を使用することにより細胞膜が変性を受けて細胞が死んでしまい、次にその死んだ細胞が異物となってこれを白血球が貪食することでアレルギー反応が生じやすくなるという経過をたどります。
また、もう一つのガンについては、合成界面活性剤により細胞核の中のDNAが損傷を受けて、細胞分裂により異常な細胞が生まれることで、ガン細胞が誕生しやすい環境が作られることになります。
一方、合成界面活性剤はアレルギーやガンなど具体的な症状を引き起こすだけでなく、界面活性剤の使用成分の分子量が小さいため皮膚から簡単に体内吸収されてしまう吸収率の高さがあるので、合成界面活性剤に含まれる化学物質が体内にとどまり続けてしまう危険性もあります。そして、この皮膚から体内吸収される毒のことを「経皮毒」と一般的には呼ばれています。
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たとえば、合成界面活性剤の代表的な物質で「ラウリル硫酸ナトリウム」と「プロピレングリコール」がありますが、それぞれ分子量は約400と約75なので、いずれも皮膚の表皮、真皮、皮下組織を超えて細胞層まで入り込むほどの大きさであり、プロピレングリコールに至っては血液内部にダイレクトに入り込んでしまうレベルの分子量で、人体に危険な影響を及ぼす可能性があると言えるのです。